今年度から新たな部門として設立された広告主参加・デジタル連携の部。審査に際しては、「コンセプトが明確に設定されていること」「インパクトのある新しい表現であること」「コミュニケーション・デザインが確立されていること」「テクニカル、クラフトのチャレンジがあること」「ミライへ向けたポテンシャルがあること」という5つの評価基準が審査委員の間で共有されました。応募総数は13点。審査終了後には次のような感想が聞かれました。

「自分は広告分野の人間ではないので、5つの評価基準のうちテクニカルな部分を主に評価できたらと思って審査に臨んだ。そういう意味では、テクニカルな部分で新規性があると評価できるプロジェクトはなかったというのが正直な感想」(真鍋大度氏)
「コンテンツの中身とデジタル連携の良さのどちらを高く評価すべきか悩んだが、今回はデジタル連携の良さをより高く評価することにした。ただその場合、どこまでデジタルと捉えるのか。アナログで展開しているものは連携に入ってこないのか……。個人的には『新聞紙面+アナログを含めたすべてのメディアとの連携』と捉えた方が評価しやすいと感じた」(石戸奈々子氏)

審査の結果、テレビ朝日の全15段広告が最高賞に輝きました。

朝日広告賞

準朝日広告賞

優秀賞

審査委員特別賞

朝日広告賞入賞作品集 2022年度版 のご案内(朝日新聞モールへ)
page Top