「広告主参加の部」の応募総数は252点。昨年に続き、コロナ下の状況を反映する広告表現が多く見られました。暗いニュースが多いためか、全体としては、「あまり難しくない、見ていて気持ちが前向きになるような広告に引かれる」という意見が目立ちました。審査委員からは、「環境保全への取り組みなど、長期的なビジョンを持って活動している企業のメッセージに心を動かされた。“私”や“あなた”ではなく“私たち”を主語にしたメッセージが、今の時代の特徴ではないか」(原研哉氏)、「新聞メディアを1つのタッチポイントにして、紙面のQRコードから次の情報を入手できるような仕掛けの広告が増えている。そこに新たな可能性が生まれている」(川口清勝氏)、「自分が票を入れた広告は“エシカル”“ロングライフ”“この世界は自分たちでつくる”といったキーワードに集約される」(国井美果氏)といった意見が寄せられました。

審査の結果、サントリーホールディングスの全15段広告が最高賞に輝きました。

朝日広告賞

準朝日広告賞

薬品・化粧品・トイレタリー部門賞

準薬品・化粧品・トイレタリー部門賞

くらし・ファッション部門賞

準くらし・ファッション部門賞

食品・飲料部門賞

準食品・飲料部門賞

出版部門賞

準出版部門賞

電機・情報通信部門賞

準電機・情報通信部門賞

不動産・金融部門賞

準不動産・金融部門賞

教育・公共部門賞

準教育・公共部門賞

エネルギー・産業部門賞

準エネルギー・産業部門賞

自動車・運輸・サービス部門賞

準自動車・運輸・サービス部門賞

流通・エンターテインメント部門賞

準流通・エンターテインメント部門賞

小型広告賞

朝日新聞特別賞

朝日広告賞入賞作品集 2021年度版 のご案内(朝日新聞モールへ)
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