2015年度 第64回
朝日広告賞 入賞作品一覧
「広告主参加の部」は、「今回はレベルが高い」との意見が多く、審査の最終段階まで票が割れました。
審査のポイントについては、「取っておきたい広告かどうか、今の時代に告げる意味のある広告かどうか、大きくその２点を念頭に置いた」（大宮エリー氏）、「雑誌広告やビルボートと大きく違う新聞広告の特性は、ジャーナリズムの視点。ジャーナリズムを順目にとらえるのか、ふざけて笑いをとるのか。いずれにしても、新聞メディアの価値をとらえているものに注目したい」（川口清勝氏）、「読者は理屈抜きで広告を見る。自分もその感覚で審査した」（前田知巳氏）、「クリエーターはどうしてもマニアックなところを拾うので、審査の場で、王道のいい広告が注目されない傾向がある。近視眼的にならず、いい広告はいい広告として票を投じたい」（副田高行氏）などの意見が寄せられました。
審査の結果、宝島社の30段広告が最高賞に輝きました。
朝日広告賞
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賞名 朝日広告賞 / 朝日新聞読者賞 広告主 宝島社 タイトル 企業広告 掲載日 2016年1月5日付 刊別 朝刊 段数 全30段（二連版） 企画 宝島社、電通 制作 ティー・ワイ・オーモンスター、ジェ・シー・スパーク - 浅葉克己氏
- 樹木希林さんの意見が反映されているコピーなのでは。作り方が上手い。
- 川口清勝氏
- 新聞のジャーナリズムを裏側から見て、『記事ではここまで言えないでしょう？私たちは広告を通じて言いますよ』とニヒルにつぶやいている感じがいい。
- 前田知巳氏
- 商品広告や、直接的な企業のアピールではないこうした広告を、宝島社は毎年欠かさず新聞メディアで展開している。制作にも相当の労力をかけている。そのエネルギーをキープし続けているところがすごい。
準朝日広告賞
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賞名 準朝日広告賞 広告主 パナソニック タイトル Technics SL -1200GAE 掲載日 2016年3月26日付 刊別 朝刊 段数 全30段（二連版） 企画 パナソニック 制作 クリエイターズグループMAC - 恩藏直人氏
- 新鮮さはないが、着想がうまい。
- 葛西薫氏
- 紙面を開いたときにうれしい気持ちになり、『買おうかな』と思わされた。デザインに理由がある。懐かしい手法だが、好感が持てた。
- 佐藤可士和氏
- 商品の外観をほとんど変えずに中身をアップデートしたモノづくりそのものが面白く、その事実を素直に定着させたのがいい。
- 大宮エリー氏
- 今という時代を感じさせてくれる。小さな子どもでもわかるビジュアル。
- 川口清勝氏
- 1979年の製品と2016年の製品のデザインがほとんど変わらないという驚くような真実を、『ファンなら買う』というある種の自信をもって見せている。新聞広告の使い方が上手い。
- タナカノリユキ氏
- 多くを語らなくても、変わらないモノづくりの真実が伝わってくる。
- 前田知巳氏
- 理屈抜きにいいと思った。読者は長い時間目をとめたと思う。
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賞名 準朝日広告賞 広告主 コマツ タイトル スマートコンストラクション 掲載日 2015年6月18日付 刊別 朝刊 段数 全30段（二連版） 企画 コマツ、電通 制作 ケイネット、カウンタック - 原研哉氏
- コマツの広告にはいつも驚かされる。コマツの重機は世界中で売れているそうだが、IT制御のパワーショベルを使って何ができるか、ということに確信を持っていて、戦略がちゃんとできている。それをちらっと見せるだけで、企業力のアピールになっている。
- 恩藏直人氏
- 『これは一体何なのだろう』とよくよく見ると、『段切り』という堤防強化工事の風景で、コマツの重機の広告であることがわかる。目をとめさせる力があった。時代性も感じられた。
- 佐藤可士和氏
- ひねらず、商品開発の真実をスパッと出しているところに好感。内容がスッと入ってきた。
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賞名 準朝日広告賞 広告主 V4 タイトル 「幸福 / 岡村靖幸」 掲載日 2015年11月15日付 刊別 朝刊 段数 全15段 企画 V4 制作 V4 - 葛西薫氏
- 『幸福』というアルバムのタイトルと、絵の関係性が良かった。伝えたい、という意思が感じられた。
- 川口清勝氏
- イラストにシズル感があり、新聞を読んでいる気分と同じトーンで伝えることに成功している。
- 佐藤可士和氏
- CDやDVDが売れなくなり、パッケージメディアの存在意義が失われつつある中、会田誠が描いたパッケージを付加価値にし、『ジャケットアートワーク 会田誠』という文字にコピーの役割を持たせている。その戦略を素直に出すことで、『パッケージを買う理由』を示している。
くらし部門賞
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賞名 くらし部門賞 広告主 バカラ パシフィック タイトル バカラ ドラえもん 掲載日 2015年9月3日付 刊別 朝刊 段数 全15段 企画 博報堂、CHANT LLC、コスモ・コミュニケーションズ 制作 博報堂、CHANT LLC、コスモ・コミュニケーションズ
準くらし部門賞
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賞名 準くらし部門賞 広告主 テルモ タイトル 企業広告「テルモの痛みへの挑戦」 4点シリーズ 掲載日 ［1］2016年1月1日付［2］2016年1月18日付［3］2016年2月1日付［4］2016年2月8日付 刊別 ［1］-［4］朝刊 段数 ［1］-［4］全15段 企画 テルモ、ヴィーボ・プランニング、ADKインターナショナル、オーパーツ 制作 テルモ、ヴィーボ・プランニング、ADKインターナショナル、オーパーツ
食品・飲料部門賞
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賞名 食品・飲料部門賞 広告主 味の素 タイトル 調味料群 / 企業 掲載日 2016年3月30日付 刊別 夕刊 段数 全30段（二連版） 企画 電通 制作 電通、たき工房、トーン・アップ、ONE TONE、レブロン
準食品・飲料部門賞
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賞名 準食品・飲料部門賞 広告主 ゼスプリ インターナショナル ジャパン タイトル 国産ゴールドキウイ 掲載日 2015年12月5日付 刊別 朝刊 段数 全15段 企画 電通 制作 アドブレーン
出版部門賞
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賞名 出版部門賞 広告主 小学館 タイトル 小学一年生 掲載日 2015年4月1日付 刊別 朝刊 段数 全15段 企画 博報堂 制作 博報堂プロダクツ、マック
準出版部門賞
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賞名 準出版部門賞 広告主 新潮社 タイトル 新潮文庫の100冊 掲載日 2015年7月1日付 刊別 朝刊 段数 全15段 企画 新潮社、博報堂 制作 新潮社、博報堂
電機・情報通信部門賞
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賞名 電機・情報通信部門賞 広告主 パナソニック タイトル 温水洗浄便座ビューティトワレ、ラムダッシュ、空気清浄機 3点シリーズ 掲載日 ［1］2016年3月25日付［2］2016年3月28日付［3］2016年3月29日付 刊別 ［1］-［3］朝刊 段数 ［1］-［3］全15段 企画 電通 制作 ピンスポット
準電機・情報通信部門賞
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賞名 準電機・情報通信部門賞 広告主 スウォッチ グループ ジャパン タイトル オメガ × オービスインターナショナル「空飛ぶ眼科病院」支援活動 4点シリーズ 掲載日 ［1］［2］2015年9月6日付［3］［4］2015年10月8日付 刊別 ［1］-［4］朝刊 段数 ［1］-［4］全15段
不動産・金融部門賞
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賞名 不動産・金融部門賞 広告主 三菱地所 タイトル 企業広告 3点シリーズ 掲載日 ［1］2016年1月25日付［2］2016年2月16日付［3］2016年3月7日付 刊別 ［1］-［3］朝刊 段数 ［1］-［3］全15段 企画 博報堂 制作 キャベツデザイン、AOI Pro.
準不動産・金融部門賞
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賞名 準不動産・金融部門賞 広告主 積水ハウス タイトル 「家に帰れば、積水ハウス。」 6点シリーズ 掲載日 ［1］2015年5月14日付［2］2015年7月16日付［3］2015年9月18日付［4］2015年12月24日付［5］2016年1月1日付［6］2016年3月17日付 刊別 ［1］-［6］朝刊 段数 ［1］-［6］全15段 企画 積水ハウス、電通関西支社 制作 サン・アド
自動車関連部門賞
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賞名 自動車関連部門賞 広告主 いすゞ自動車 タイトル トラックも、育ての親のひとりなんだ。 掲載日 2015年10月2日付 刊別 朝刊 段数 全30段（二連版） 企画 東急エージェンシー 制作 東急エージェンシー
準自動車関連部門賞
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賞名 準自動車関連部門賞 広告主 アウディ ジャパン タイトル Audi Showroom Home Delivery 2点シリーズ 掲載日 ［1］2015年4月17日付［2］2015年4月17日付 刊別 ［1］［2］朝刊 段数 ［1］1,485mm×1,868mm（エリア広告）［2］全30段（二連版） 企画 電通 制作 テー・オー・ダブリュー
教育・公共部門賞
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賞名 教育・公共部門賞 広告主 福島県 タイトル あなたの思う福島はどんな福島ですか？ 掲載日 2016年3月12日付 刊別 朝刊 段数 全15段 企画 電通 制作 たき工房
準教育・公共部門賞
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賞名 準教育・公共部門賞 広告主 関西学院 タイトル 関西学院大学に入学するあなたへ。 2点シリーズ 掲載日 ［1］2015年4月1日付［2］2015年4月2日付 刊別 ［1］［2］朝刊 段数 ［1］［2］全15段 企画 関西学院 制作 大広 大阪本社
エネルギー・産業部門賞
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賞名 エネルギー・産業部門賞 広告主 凸版印刷 タイトル 企業広告 掲載日 2015年5月20日付 刊別 朝刊 段数 全5段（二連版） 企画 凸版印刷 制作 電通
準エネルギー・産業部門賞
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賞名 準エネルギー・産業部門賞 広告主 伊藤忠商事 タイトル 企業広告「ひとりの商人、無数の使命 2016樹木希林さん正月広告」 掲載日 2016年1月4日付 刊別 朝刊 段数 全15段 企画 ifs未来研究所、伊藤忠ファッションシステム、山本康一郎事務所、サン・アド、ライトパブリシティ、伊藤総研 制作 ifs未来研究所、伊藤忠ファッションシステム、山本康一郎事務所、サン・アド、ライトパブリシティ、伊藤総研
運輸・サービス部門賞
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賞名 運輸・サービス部門賞 広告主 ヤマト運輸 タイトル いい競争で、いいサービスを。 掲載日 2015年11月12日付 刊別 朝刊 段数 全15段 企画 ヤマト運輸 制作 電通
準運輸・サービス部門賞
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賞名 準運輸・サービス部門賞 広告主 はとバス タイトル シルバーウィークツアー募集（メガ新聞） 掲載日 ［1］［2］2015年6月19日付 段数 ［1］［2］メガ新聞 企画 電通 制作 ジェ・シー・スパーク
流通・エンターテインメント部門賞
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賞名 流通・エンターテインメント部門賞 広告主 三越伊勢丹ホールディングス タイトル 年頭広告2016 掲載日 2016年1月1日付 刊別 朝刊 段数 全15段 企画 三越伊勢丹ホールディングス 制作 ライトパブリシティ、博報堂ケトル
準流通・エンターテインメント部門賞
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賞名 準流通・エンターテインメント部門賞 広告主 インターメスティック タイトル スーパーハード・コート 掲載日 2015年11月20日付 刊別 朝刊 段数 全15段 企画 buffalo-D 制作 buffalo-D
小型広告賞
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賞名 小型広告賞 広告主 東京理科大学 タイトル 今日をステキにする科学者の名言 38点シリーズ 掲載日 ［1］-［38］2015年5月8日付 - 2015年6月14日付［39］2015年6月14日付 刊別 ［1］-［38］朝刊［39］朝刊 段数 ［1］-［38］小型［39］全15段 企画 廣告社 制作 stitch DESIGN
朝日新聞特別賞
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賞名 朝日新聞特別賞 広告主 光文社 / マガジンハウス タイトル 70周年企画 / 雑誌とは、時代の景色だと思う。 掲載日 2015年10月5日付 刊別 朝刊 段数 全30段（二連版） 企画 電通 制作 ジェ・シー・スパーク、こびとのくつ -
賞名 朝日新聞特別賞 広告主 野村ホールディングス タイトル 東京オリンピックは、もう始まっている。 2点シリーズ 掲載日 ［1］［2］2016年2月22日付 刊別 ［1］［2］朝刊 段数 ［1］［2］全15段 企画 電通 制作 ドラゴン東京 -
賞名 朝日新聞特別賞 広告主 日本マクドナルド タイトル ママズ・アイ・プロジェクト活動報告 掲載日 2015年12月17日付 刊別 朝刊 段数 全30段（二連版） 企画 日本マクドナルド 制作 朝日新聞社、アドレイ -
賞名 朝日新聞特別賞 広告主 大塚製薬 タイトル ポカリスエット 14点シリーズ 掲載日 ［1］-［10］2015年8月7日付 - 2015年8月16日付［11］-［14］2015年8月18日付 - 2015年8月21日付 刊別 ［1］-［14］朝刊 段数 ［1］-［14］全10段1/4 企画 朝日広告社 制作 宮本デザイン事務所