「一般公募の部」の応募総数は1306点。候補作品が30点余りに絞られた段階で中間講評を実施。各審査委員から注目した作品への感想や推薦理由が語られました。

審査のポイントについては、「ここ数年の応募作品を見て感じるのは、『本当に新聞を読んでいる?』『新聞は好きかい?』ということ。新聞の特性をとらえ、記事よりも面白い広告を作ってやろうという気概を感じる作品を推したい」(佐藤尚之氏)、「実際の仕事ではなかなか通らないような “抜け”のいいビジュアル、コピーに注目したい」(タナカノリユキ氏)、「朝日広告賞は、自分が新人の頃に大きな目標としていた賞。今の若いクリエーターに、『自分もこんなアイデアだったら考えられるかも。こういう広告を作ってみたい』と思ってもらいたいので、完成度よりも企画の面白さを評価したい」(森本千絵氏)などの意見が上がりました。

審査の結果、新潮社の課題を扱った水本真帆さんの作品が最高賞に輝きました。

朝日広告賞

準朝日広告賞

梶祐輔記念賞

入選

小型広告賞

審査委員賞

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