第72回朝日広告賞 一般公募の部でグランプリを受賞した、
コピーライター・佐々木裕史氏、アートディレクター・武田亜輝子氏、フォトグラファー・近藤拓海氏らによる作品「まだ、練習中なだけ。」が、2026年2月末から全国5施設で掲出された。
本作は、大塚製薬株式会社による課題「無限大の可能性がある高校生とともに進化していくブランド」に対して制作された作品。高校生を、“まだ何者かになろうとしている途中の存在”と捉えたメッセージが多くの共感を集め、第72回朝日広告賞グランプリを受賞した。
佐々木氏、武田氏の二人は、宣伝会議 養成講座『アートとコピー』で出会った。 受賞の喜びは大きかった一方で、受賞作が実際に掲出される機会は、授賞式での展示に限られていたという。
その後も二人の中に残り続けていたのが、『アートとコピー』講師・阿部広太郎氏の「賞を賞で終わらせない」という言葉だった。
「自分たちの人生を変えてくれた作品を、実際に世の中に出したい。」 そんな思いから、二人は自主的に企画書を制作。授賞式で受け取った名刺を頼りに、大塚製薬株式会社へ自主提案を行った。
ポスターだけでなく、朝日広告賞や掲出背景を説明するキャプションも制作。高校生たちが実際に生活する5施設で掲出された。
掲出後は、施設側からさまざまな反響が寄せられた。
レジデンス内でコピーライターやアートディレクターという職業への興味関心が生まれたり、また高校同窓会サイトへの掲載や文化祭展示の希望など、新たな展開にもつながったという。
制作者コメント
掲出まで時間がかかってしまい、途中で諦めかけたこともありましたが、実現できて本当に良かったです。
今まさに等身大で高校生活を送っている皆さん、そして大人の方にも、見てくれた人に何かを少しでも残せたら嬉しいです。
— 佐々木裕史さん・武田亜輝子さん
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