「広告主参加の部」の応募総数は280点。コロナ禍に見舞われた社会状況を反映する広告表現が多く見られました。「コロナ禍のニュースばかりで疲れ果てている人々の心に寄り添うような表現の工夫がたくさん見られた」(国井美果氏)。「コロナ禍もあって、より感受性や社会性が問われた審査だった気がする。表現のクオリティーが高い広告や、売りに貢献した広告よりも、社会を少しでも良くしたいというソーシャルな感覚を持った広告に注目して審査した」(タナカノリユキ氏)。「自戒も込めてだが、広告制作者は有事の時ほど『何かいいことを言ってやろう』となりがちで、そうした広告は3・11の時にも見られた。個人的に『うっとり広告』と呼んでいる。そうした熱に浮かされたような広告ではなく、平熱の広告に味方して審査した」(照井晶博氏)。審査委員からは、こうした意見が寄せられました。

審査の結果、豊島園の全30段広告が最高賞に輝きました。

朝日広告賞

準朝日広告賞

薬品・化粧品・トイレタリー部門賞

準薬品・化粧品・トイレタリー部門賞

くらし・ファッション部門賞

準くらし・ファッション部門賞

食品・飲料部門賞

準食品・飲料部門賞

出版部門賞

準出版部門賞

電機・情報通信部門賞

準電機・情報通信部門賞

不動産・金融部門賞

準不動産・金融部門賞

教育・公共部門賞

準教育・公共部門賞

エネルギー・産業部門賞

準エネルギー・産業部門賞

自動車・運輸・サービス部門賞

準自動車・運輸・サービス部門賞

流通・エンターテインメント部門賞

準流通・エンターテインメント部門賞

小型広告賞

朝日新聞特別賞

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